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ワークフロー 2 · 無料版

2023年の熱波を時間で追う

2023年の夏は、いくつもの大陸で暑さの記録を塗り替えました。このサンプルには、6月1日から8月31日までの 92 日分、全世界の熱波の強度が入っています。映画のように再生し、ある日で止め、個々の場所の値を読み、地図を画像として書き出します。

  1. サンプルを開く

    ようこそカードの Examples(サンプル)をクリックし(または File › Open Example[ファイル › サンプルを開く])、Heatwaves, summer 2023(2023年夏の熱波)を選びます。

    heatwaves summer 2023 というレイヤーが現れ、その下に変数の名前 Heat-wave intensity (°C)(熱波の強度(°C))が表示されます。カードはファイルの中身をわかりやすく説明します。720 × 360 のグリッドに変数が 1 つある NetCDF-4 ファイルで、Time: 1 Jun 2023 to 31 Aug 2023 (92 steps)(期間:2023年6月1日〜2023年8月31日(92 ステップ))。1 行目の Treated as measured values (averaged, not summed)(測定値として扱います(合計ではなく平均))は、アプリの仮定で、Change(変更)で変えられます。

  2. 夏を再生する

    このレイヤーには日付があるので、地図の下にタイムスライダーが現れます。Play(再生)を押すか、つまみをドラッグするか、Previous step (←)(前のステップ(←))と Next step (→)(次のステップ(→))を使います。キーボードの矢印キーでも操作できます。右側には表示中の日付(16 Jul 2023 など)とステップ(46 of 92、92 中 46)が出ます。

    2023年7月16日の世界。地中海、アメリカ南部、南アメリカに熱波があり、タイムスライダーは 92 ステップ中 46。
    2023年7月16日:地中海、アメリカ南部、メキシコ、中国に熱波があり、西アフリカ沖と南アメリカ沖には強い海洋熱波が見られます。

    色の範囲はどの日も同じなので、赤い色ほど必ず熱波が強いことを意味します。日によって目盛りが変わることはありません。凡例には日付も入ります:Heat-wave intensity (°C), 16 Jul 2023。

  3. 1 か所の値を読む

    ある地域にズームし(スクロールかピンチ、または検索ボックスに地名を入力)、色の付いたセルをクリックします。カードにはその日のそのセルの値と、全体の中での位置づけが表示されます:1.70 °C、lower than 58% of this layer’s cells (estimated from a sample)(このレイヤーのセルの 58% より低い(サンプルからの推定))。

    2023年7月16日のヨーロッパと北アフリカ。アルジェリア北部のセルが選択され、カードには 1.70 °C、このレイヤーのセルの 58% より低い、と表示されています。

    透明のまま残っているセルはデータなしです。その日、その場所では熱波が記録されなかったということです。クリックすると No value(値なし)、This cell has no data.(このセルにはデータがありません。)と表示されます。これはゼロとは違います。

    セル 1 つの幅は 0.5°、赤道付近で約 55 km あります。つまり 1 つの値は 1 つの町ではなく、大きな正方形の範囲を表しています。解像度を参照してください。

  4. いちばん暑い場所を目立たせる

    レイヤーのカードで Show only values above…(指定した値より上だけを表示…)をクリックすると、自分で決めたしきい値より下をすべてグレーにできます。Change colors and range(色と範囲を変更)をクリックすると、Style(スタイル)タブで別の Palette(パレット)や Range(範囲)を選べます。セルを選択した状態で Show where values are like this(似た値の場所を表示)を使うと、値が近いセルがすべて強調されます。

  5. 地図を画像として書き出す

    残したい日で止めてから、Share(共有)› Map image…(地図画像…)をクリックします(⌘E)。シートには、保存されるとおりの画像が表示されます。

    地図画像の書き出しシート。枠に緯度・経度と凡例が入った 2023年7月16日の世界地図と、サイズ、方位記号、スケールバー、ラベル、タイトル、キャプション、凡例のオプション。
    • Size(サイズ):Slide 16:9(スライド 16:9、1920 × 1080)、Report A4(レポート A4)、Square(正方形)。
    • Show(表示):Fit to data(データに合わせる)または Current view(現在の表示。ウインドウに見えている範囲)。
    • North arrow(方位記号)、Scale bar(スケールバー)、Lat/lon labels(緯度経度ラベル):Auto(自動)にすると地図に合ったものが選ばれます。世界地図では場所によって距離が大きく違うため、スケールバーの代わりに枠に緯度・経度が入ります。
    • Title(タイトル):たとえば「2023年7月16日の熱波」。Caption(キャプション)はレイヤーと出典から自動で書かれます。必要なら編集してください。

    Save…(保存…)をクリックすると PNG が保存されます。凡例に日付が入っているので、共有した画像だけで内容が伝わります。

    連続した画像が欲しいときは、次の日に進めてもう一度書き出します。どの画像も同じ色の範囲を保つので、コマ同士を公平に比べられます。

NimbleMap Pro. Pro に内蔵された世界の国々のレイヤーを使って、暑さについて普通の言葉で質問できます。たとえば “Which countries had the strongest heatwave on this day?”(この日、熱波がいちばん強かった国はどこ?)。答えは表示中の変数と日付をもとに計算され、そのレシピには両方が明記されます。

データ:Copernicus Global Drought Observatory(European Commission, JRC)、GDO Warm Spell Intensity(ERA5)、2023年。© European Union, 1995–2026, CC BY 4.0。NimbleMap 用に 6〜8月に切り出し、0.5° に平均化し、熱波(warm spell)のなかった日はデータなしに設定。背景地図 © OpenStreetMap contributors、Protomaps、Natural Earth。